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色の心理学から考えるクリックされるボタンのアイデア

    
クリックされるボタン
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色の心理学から考えるクリックされるボタンのアイデア

お買い物、お買い物、お買い物は楽しいな。

とくに、ネットショッピングは、購入するというあのボタンをクリックするときの、ポチっていう音は本当に心地よいですよね!

企業の購入するボタンは、消費者の気持ちを研究された色選びがされています。

そこで、考えてみたいのは、ご自分のサービスのお申し込みボタンがクリックされるには、何色を使えば効果的なのかということ。

この記事では、色の心理学から考えるクリックされるボタンのアイデアをお伝えいたします。

大企業が使用する「購入する」ボタンの色

ネットショップで、「購入する」というボタンの色を見ていくと、こんなことがわかります。

▼下記のインスタグラムの矢印をスワイプしてみてくださいね!▼

色の心理学と組み合わせた効果

信号

色には、心理学的効果があります。

たとえば、信号の色で考えてみると、

赤→注意

黄色→注目(関心をひく)

青(緑)→安心

などの効果があるのがわかります。

人間は、赤=血液の色を思い出すので、赤にはとても強く心が揺さぶられるのです。

このような色彩で感じる心理学効果から、いろいろな場面で色の効果は活用されています。

色彩と消費者心理はかなり影響があるのです。

色相の分布は h=60°付近に大きなピークを持ち,これは橙〜緑にかけての分布に対応している。これらの色は飲食物自体の色や店舗の内装の色としても抽出されている.飲食物の色彩は赤〜緑の色が基本とされ,とくに赤系の色は食欲の増進効果が,緑は赤の対比色として食品を鮮やかに見せる効果があると考えられている.また内装も食欲増進効果などの心理効果,飲食物との色彩調和,Web ページとしての色彩調和が考慮されて色彩が決定されていると考えられる。

日本色彩学会誌 第42巻 第6号

自分のサイトにはどの色のボタンが効果的か

大手企業がオレンジ色を使っているのはなぜでしょうか?

その理由は、赤と黄色の中間色で、なおかつ温かみのある親しみやすい色だからといえそうです。

色の心理的効果で考えると、赤の注意、黄色の注目の中間にあるオレンジは、ユーザーの気持ちをつかみやすいのです。

そのうえ、オレンジ色は一体感を感じやすく、企業とユーザーが親密となる心理が働きます。

ユーザーがサイトにやってきて、企業の商品を信頼してクリックしやすい色が心理的効果から施されているのですね。

スポーツチームのユニフォームでも、オレンジが多く採用されるのは、ファンとの一体感を生みやすいのです。(とくに、サポーターの力の強い海外のサッカーチームのユニフォームは、オレンジが多いです。)

▼オレンジ色について詳しくは▼

私のブログでも押してもらいたいボタンは、オレンジ色にしています。

そうだったのか…!

ただ、大手企業がオレンジ色のボタンを採用しているからといって、ご自身のサイトのボタンをそっくりオレンジ色にするのはやめたほうがいいです。

その理由は、サイトのターゲットの好む色、サイトに適切な色とは限らないからです。

もしあなたのサイトのテーマカラーがオレンジだったら、オレンジのボタンを使っても目立ちにくくなります。

あるいは、あなたのサービスが人を癒すサービスであったとしたら、元気や活力を与えてくれるオレンジ色は逆効果になってしまいます。

ターゲットやサービスから大きく違うと逆効果になりますので、ボタンの色はよく考えて色を選ぶ必要があります。

まとめ

大手企業の購入するボタンは、心理的効果を考えた色が採用されている。

サービス内容によって、ボタンの色を考えるべき。

サービスページを作ってみて、効果がないと感じている人は、この記事を読んだ後に、お申し込みボタンの色を変更してみてくださいね!

私の別サイトのお申し込みボタンは、ターゲット層が女性なので女性の好む色にしたところ、断然クリック率が増えました。

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