ピンタレスト初心者のための入門基礎講座

Pinterestクリック率アップ!魅力的な画像実例付ピンデザインテクニック

    
ピンタレストのピンデザイン
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Pinterestクリック率アップ!魅力的な画像実例付ピンデザインテクニ...

あなたはPinterestを活用してビジネスやブランドを拡大したいと考えているかもしれません。しかし、作ったピンがなかなかクリックされず、思うような結果が出ていない…そんな悩みを抱えている方々のために、この記事を書きました。

ちょっとしたひと工夫で、ピンが一気に目立ち始め、クリック数が急上昇。それによって集まった大量のトラフィックが、あなたのウェブサイトへと流れ、ビジネスが大きく飛躍する未来。それが、ここで学ぶデザインのコツとクリック率アップの手法を実践することで、現実のものとなるのです。

Pinterestユーザーに好まれるデザインは投稿された画像へのクリック率を上げる事につながります。デザインは優れたものである必要はなく、そのデザインの戦略に基づいてサイトへ誘導させることを目的にしましょう。この記事では、初心者のためにPinterest画像デザイン術を紹介し、あなたのPinterestアカウントで効果的なピンを作成できるようになります。

元美術館学芸員の茜は、自身の豊富な経験と独自の視点を活かし、ビジネスオーナーがPinterestを最大限に活用する方法を教えています。私のイタリア人アーティストの知人は常々、「人は見た目が大事」と言います。第一印象がずっと残り続けるからです。ズバリ! Pinterestでも、第一印象を決めるピンを作成することが成功につながります!

初心者が陥りがちなダメなPinterestのピンデザイン

Pinterestを活用してサイト流入をアップし、ビジネスを成長させるたいと思うものの、何から始めたらいいかわからないという方はいませんか?

茜が5年、Pinterestを活用してきてわかった初心者が陥りがちなダメなピン画像デザインは下記のものでした。

画像やテキストがぎゅうぎゅうに詰め込まれたデザイン

Pinterestユーザーは、美しくインスピレーションにあふれた画像を好むため、デザインも美しくシンプルにまとめることが大切です。情報量が多すぎる画像やテキストデザインは、読みづらく見づらいため、避けましょう。

読みにくいフォントのデザイン

初心者はフォントを多用しすぎてしまいがちです。中にはとても読みにくいフォントを使っているユーザーのピンデザインもみかけます。これはとても残念なこと。PinterestのAIは文字もきちんと読み取ります。絵のようなフォントは文字と認識されにくいので読みやすいフォントを選ぶようにしましょう。

ちなみに茜は可愛いと思って使っていた「白くまフォント」で失敗しました。このフォントは、デザイン性の高いフォントで可愛らしいですが、文字と認識されづらかったのです。おすすめのフォントは、パッと見て読みやすいフォントです。変更したらすぐにインプレッションが上がったので、ぜひ試してみてください。

カラフルすぎるデザイン

初心者は色使いがカラフルすぎるデザインを作ってしまいがちです。画像にある色は三色くらいに収めるべきです。カラフルすぎるピン画像は見づらく疲れるため、ユーザーにスルーされてしまいがちです。色は絞ってデザインしましょう。

画像がぼやけたり、解像度が低いデザイン

Pinterestユーザーは美しい画像を好み検索しています。画像がぼやけていたり、解像度が低いデザインは、見づらく印象が悪くなるため、高品質な画像を使用するようにしましょう。特に、アイデアピンで解像度が悪いものをよく見かけることがあります。これはとても残念なことです。高品質のピンをつくるように心がけてください。

Pinterestでクリックされるピンを作る重要性

Pinterestでは、クリックされるピン画像を作ることが非常に重要です。クリックされるピン画像を作れば、自分のアカウントやウェブサイトへのトラフィックを増やすことができます。

アドセンス広告、アフィリエイトから収入を得ているブロガーにとってはクリックされるピンを作ることがとても重要になります。Pinterestでは画像がクリックされて、サイトに飛ぶ行為を「アウトバウンドクリック」といいます。ブロガーにとっては、アウトバウンドクリック数が多いピンが成功したピンと言えるのです。

しかしながら、「アウトバウンドクリック」数が少ないからがっくりする必要はありません。その数にとらわれるよりも、エンゲージメント率に注目してみましょう。

クリック率以上に大切なエンゲージメント率

よく耳にするエンゲージメント率とはどういうものなのかというと、投稿にユーザーが何かしらの反応(いいね、コメント)をしてくれることです。

SNSなどのソーシャルメディアを通じた各種マーケティング活動において、一つの投稿に対し、閲覧者がソーシャルボタンを押したりコメントしたりする割合。投稿に対する閲覧者の反応の度合いを表しており、企業と顧客の結びつき(エンゲージメント)などを把握する目安となる。

出典:weblio辞典

Pinterestでのエンゲージメントは、「保存」と「アウトバウンドクリック数」になります。

​​この2つを足して、インプレッション数で割ったものがエンゲージメント率になります。

インプレッションは露出回数でユーザーの反応の度数ではないので、エンゲージメント率が高い投稿を心がけるといいですよね。

ピンタレストエンゲージメント率

エンゲージメント率は1%とれればいいと考えましょう。

ピンタレストのピンのインプレッションはピンのアルゴリズムに左右されてしまいますが、エンゲージメント率はユーザーの気持ちに左右されます。よって、ユーザーの心に響くピンのデザインをする必要があります。

次にユーザーの心に響くピンのデザインの実例をご紹介していきますね。

ユーザーに響くデザイン実例:コラージュピン

コラージュとは、フランス語で「糊付け」を意味し、異なる素材を組み合わせることで、素材本来のイメージから離れた新しいイメージを作り出す美術の技法のひとつです。有名な作品にはピカソ、ジョルジュ・ブラックのものがあります。

コラージュは過程、ハウツー、まとめ、ビフォーアフターなどを一枚の中に数枚貼ることで表現することができます。

過程

人気のあるピンは過程がわかるようにコラージュされています。このピンは作成から完成までをコラージュしているピンです。

ハウツー

ハウツーものは利用方法で参考にしたいユーザーによくクリックされるデザインです。

まとめ

いろいろなものを一枚の画像にまとめているピンも拡大して見ようとするため、クリックされやすいです。

ビフォー&アフター

ビフォー&アフターは比較対象がわかりやすく、拡大クリックしてよく見られます。

実際に、私のアカウントに投稿したコラージュピンはエンゲージメント率が高かったので、私はPinterestの表示回数が伸び悩んだときはコラージュピンを投稿するようにしていました。コラージュピンはエンゲージメントが高くなる傾向があるので試してみてください。

ユーザーに響くデザイン:インフォグラフィックスピン

インフォグラフィックとは、情報を視覚化した表現手段、情報に視覚的表現の要素を盛り込んだ図や表などのことである。

インフォグラフィックは情報を視覚的に把握しやすい表現手段であるといえる。数値のような抽象的な情報もわかりやすく表現でき、数値の推移や起伏といった読み取りにくいわかりにくい情報を明確に伝達できる。文字で表現しにくい情報を的確に表現できる場合もある。

典型的なインフォグラフィックとしてはグラフやチャートなどがある。アイコン・シンボルを盛り込んだり、グラフ自体をイラストと組み合わせて描いたりすることで、分かりやすさと楽しさを増している場合も多い。

出典:IT辞典

数字だけ並んでも心を動かされにくいですが、数字や言語が視覚化するとわかりやすく、目を引きやすくなりますよね。これがインフォグラフィックスのすごいところです。

データ

データを視覚化すると内容がわかりやすくなります。インフォグラフィックス画像はPinterestでは反応が高いピンデザインです。

言葉を視覚化

こちらのピンは言語を視覚化したものです。このピンは2020年に作成し、2024年の現在もたくさんクリックされているピンです。

このようにインフォグラフィックスはクリック数をあげるのにとても役に立ちます。インフォグラフィックスを簡単に作れない、そんなお悩みの方はテンプレートを利用してインフォグラフィックスピンを作成してみませんか?

テンプレートを利用して作成!コラージュピンとインフォグラフィックスピン

自分でいちからつくるのは大変ですが、実はデザインアプリのCanvaにはテンプレートがあるのをご存知でしょうか?

ぜひ活用して作ってみてくださいね。

ところがこのエンゲージメント率をあげやすいデザインのピンを作っても、なかなか数値に結びつかないという悩みが出てきたことがありました。どんなに素敵なデザインのピンを作ってもクリックにつながらなかった理由があったのです。

やはり、クリック率をあげるには、人の心をつかむキャッチフレーズが大切です。

クリック率をあげるためにキャッチフレーズを工夫する

新聞のテレビ欄のラテ欄(番組表)を例にあげますが、キャッチーな言葉で私たちはその番組を見るかどうか決める傾向があります。節約番組は見ないと損する気持ちがあるので、つい見てしまう人も多いかもしれませんよね。片付け番組などは、絶対片付けられるというフレーズがあると見なくちゃという気持ちにさせられます。

煽りはよくありませんが、人の心をつかむフレーズはとても大切です。SNSではクリック率をあげるためにデータとして数字を入れたり、キーワードを強調して色を変えたりする工夫も必要です。

以前のピンはブログのキーワードの入ったタイトルをそのまま使用してピンを作っていましたが、エンゲージメント率が低かったです。そこで少しキャッチーなものに変えてみたところ、エンゲージメント率がぐっとあがりました。もちろん、キャッチーなタイトルとコンテンツの内容が見合っていないとユーザーは離れていってしまいますので、コンテンツの質とあったキャッチーなフレーズを考えることは大切です。

具体的な改善策を以下にお伝えしましょう。

数字

キャッチフレーズに具体的な数字をいれるとクリックされやすくなります。

強調

強調したい部分のフォントの色を変更すると注目されやすくなり、クリックにつながりました。

気になるキャッチーワード

「知らないと損する」というような一見ネガティブなキャッチフレーズはクリックされやすいです。ただし、クリックした先のコンテンツの内容の質が悪いと2度とユーザーはあなたのピンをクリックしなくなるので気をつけましょう。

クリック率の高いピンの例

私が作ったクリック率の高いピンをいくつかご紹介しましょう。この2つのピンは私がPinterestを初めてすぐに作成したピンです。5年経過した今でもたくさんクリックされる優秀なピンとなりました。この記事でご紹介したデザインで作成しています。

クリック率は低いけれど保存率が高いピンの例

クリック率は低いけれど、保存率が高いピンはこちらです。

初心者だった私が上記のピンでクリック率や保存率をあげたのは、トライアンドエラーを繰り返し、分析したからでした。そして初心者でも気をつければいい点に気がついたのです。

デザインが美しくてもピンはクリックされない、ユーザーの心に響くピンを作成することがクリックにつながるということが5年Pinterestを活用してきてわかったことでした!

Pinterestのピンデザインの使い分けは?

気になるピンタレストのピンのデザインはどのようにしたら、最も活用ができるのでしょうか?

  • クリック率→ウェブサイトへの流入につながる
  • 保存率→直接的なサイトへの流入にはつながらないが、他の人のアカウントに保存されることで拡散につながる

私はひとつの記事のURLに対して、少なくとも次の4つピンを作っています。

  1. イメージ重視のピン
  2. インフォグラフィックスピン
  3. コラージュピン
  4. 文字を重視したピン

そうすることで、どの記事の内容がどのピンのデザインを作れば効果があがるのかということもつかめてきました。Pinterestのアカウントによって、好まれるピンは違いますので、初心者は最初はいろいろトライアンドエラーでピンを投稿し、アナリティクスで分析することが必要です。

アナリティクスの見方については、Pinterestの投稿を効果的に運用!閲覧者数・表示期間・アナリティクスの活用法 をご覧ください。

また、Pinterest公式が発表している予測からキーワードをピン画像にいれるとクリックされやすくなりました。Pinterest公式では毎年トレンド予想を発表しています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

【関連記事】Pinterest Predicts 2024!トレンド先取りでブランドを成長させよう

まとめ

Pinterestのクリックされるピン画像デザインをマスターするには、自分が求める意図に適した効果が得られるようにそれを実行する必要があります。

それがクリックされてサイトに誘導するためのピンなのか?

それとも保存されて拡散されて欲しいピンなのか?

ピンのデザインはデザイナーチックにすることはありません。自分のアカウントでどのようなピンが人気なのかをアナリティクスで調査して作成してみてください。

さらにピンのデザインを行う上で、画像の説明文をしっかり書き、キーワードを含んだキャッチフレーズを画像にいれることも試してみてください。Pinterestユーザーはモバイルでピンを検索しています。ピンのサイズは推奨の縦1500横1000ピクセルにしましょう。

せっかくピンタレストにピンを投稿するのですから、ご自分の目的とする活用ができるといいですよね。

サイト流入に役立てたいなら、コラージュピンとキャッチフレーズ

保存率をあげるなら、インフォグラフィックスピン

1つの記事から少なくてもこの二種類のピンのデザインを作って試してみてくださいね。今後のピンタレストピンデザインに取り組む前に、今回解説した内容を確認してみてください。それではまた、次の記事でお会いしましょう。チャオ!

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ピンタレストに役立つ画像作りのポイント

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