初心者向けピンタレストのデザイン|エンゲージメントの高いクリックされるデザインは?
ピンタレスト大好き!リサーチャーの茜です。
自分のサイトの記事へのPVアップのためにピンタレストを活用するユーザーは多いですよね。
自分の作ったピンがたくさんみられるのはうれしいものです。
どんどんピンがクリックされて、サイトにユーザーが訪れてくれるためにピンのデザインはどのようにするのが効果的でしょうか?
今回は初心者に向けて、エンゲージメントがあがるピンのデザインについて解説していきます。
ピンタレストのエンゲージメント率とは?
よく耳にするエンゲージメント率とはどういうものなのかというと、投稿にユーザーが何かしらの反応(いいね、コメント)をしてくれることです。
SNSなどのソーシャルメディアを通じた各種マーケティング活動において、一つの投稿に対し、閲覧者がソーシャルボタンを押したりコメントしたりする割合。投稿に対する閲覧者の反応の度合いを表しており、企業と顧客の結びつき(エンゲージメント)などを把握する目安となる。
出典:weblio辞典
ピンタレストでのエンゲージメントは、「保存」と「アウトバウンドクリック数」になります。
この2つを足して、インプレッション数で割ったものがエンゲージメント率になります。
インプレッションは露出回数でユーザーの反応の度数ではないので、エンゲージメント率が高い投稿を心がけるといいですよね。

エンゲージメント率は1%とれればいいと考えましょう。
ピンタレストのピンのインプレッションはピンのアルゴリズムに左右されてしまいますが、エンゲージメント率はユーザーの気持ちに左右されます。よって、ユーザーの心に響くピンのデザインをする必要があります。
いくつかピンのデザインをご紹介していきますね。
エンゲージメント率をあげるデザイン コラージュピン
コラージュとは、フランス語で「糊付け」を意味し、異なる素材を組み合わせることで、素材本来のイメージから離れた新しいイメージを作り出す美術の技法のひとつです。有名な作品にはピカソ、ジョルジュ・ブラックのものがあります。
コラージュは過程、ハウツー、まとめ、ビフォーアフターなどを一枚の中に数枚貼ることで表現することができます。
過程
ハウツー
まとめ
ビフォー&アフター
実際に私のアカウントに投稿してコラージュピンはエンゲージメント率が高かったので、私はピンタレストが伸び悩んだときはコラージュピンを投稿するようにしていました。
エンゲージメント率をあげるデザイン インフォグラフィックスピン
インフォグラフィックとは、情報を視覚化した表現手段、情報に視覚的表現の要素を盛り込んだ図や表などのことである。
インフォグラフィックは情報を視覚的に把握しやすい表現手段であるといえる。数値のような抽象的な情報もわかりやすく表現でき、数値の推移や起伏といった読み取りにくいわかりにくい情報を明確に伝達できる。文字で表現しにくい情報を的確に表現できる場合もある。
典型的なインフォグラフィックとしてはグラフやチャートなどがある。アイコン・シンボルを盛り込んだり、グラフ自体をイラストと組み合わせて描いたりすることで、分かりやすさと楽しさを増している場合も多い。
出典:IT辞典
数字だけ並んでも心を動かされにくいですが、数字や言語が視覚化するとわかりやすく、目を引きやすくなりますよね。これがインフォグラフィックスのすごいところです。
データ
言葉を視覚化
Canvaで作れるコラージュピンとインフォグラフィックスピン
自分でいちからつくるのは大変ですが、実はデザインアプリのCanvaにはテンプレートがあるのをご存知でしょうか?
ぜひ活用して作ってみてくださいね。
ところがこのエンゲージメント率をあげやすいデザインのピンを作っても、なかなか数値に結びつかないという悩みが私にはありました。
やはりクリック率をあげるには、人の心をつかむキャッチフレーズが大切です。
クリック率をあげるためにキャッチフレーズを工夫する
新聞のテレビ欄のラテ欄(番組表)を例にあげますが、キャッチーな言葉で私たちはその番組を見るかどうか決める傾向があります。節約番組は見ないと損する気持ちがあるので、つい見てしまう人も多いかもしれませんよね。片付け番組などは、絶対片付けられるというフレーズがあると見なくちゃという気持ちにさせられます。
煽りはよくありませんが、人の心をつかむフレーズはとても大切です。SNSではクリック率をあげるためにデータとして数字を入れたり、キーワードを強調して色を変えたりする工夫も必要です。
以前のピンはブログのキーワードの入ったタイトルをそのまま使用してピンを作っていましたが、エンゲージメント率が低かったです。そこで少しキャッチーなものに変えてみたところ、エンゲージメント率があがりました。もちろん、キャッチーなタイトルとコンテンツの内容が見合っていないとユーザーは離れていってしまいますので、コンテンツの質とあったキャッチーなフレーズを考えることは大切です。
数字
強調
気になるキャッチーワード
クリック率の高いピンの例
私が作ったクリック率の高いピンをいくつかご紹介しましょう。
クリック率は低いけれど保存率が高いピンの例
クリック率は低いけれど、保存率が高いピンはこちらです。
ピンタレストのピンデザインの使い分けは?
気になるピンタレストのピンのデザインの使い分けはどのようにしたら、最も活用ができるのでしょうか?
- クリック率→サイトへの流入につながる
- 保存率→直接的なサイトへの流入にはつながらないが、他の人のアカウントに保存されることで拡散につながる
このような使い分けをするために、この2種類のデザインのピンタレストのピンを投稿するのがおすすめです。
私はひとつの記事に対して、少なくとも次の4つピンを作っています。
- イメージ重視のピン
- インフォグラフィックスピン
- コラージュピン
- 文字を重視したピン
そうすることで、どの記事の内容がどのピンのデザインを作れば効果があがるのかということもつかめてきました。
ピンタレストはクリエーターも多く活用するメディアなので、デザイントレンドも工夫すると拡散されます。
【関連記事】2022年のデザイントレンド
まとめ
ピンタレストの初心者に向けてピンタレストのピンデザインについて解説しました。
- ピンタレストのエンゲージメント率とは
- エンゲージメント率をあげるデザイン【コラージュピン・インフォグラフィックスピン】
- Canvaで簡単に作れる【コラージュピン・インフォグラフィックスピン】
- クリック率をあげるキャッチフレーズの工夫
- クリック率の高いピンの例
- クリック率は低いけれど保存率が高いピンの例
- ピンタレストのピンのデザインの使い分けとは?
せっかくピンタレストにピンを投稿するのですから、ご自分の目的とする活用ができるといいですよね。
サイト流入に役立てたいなら、コラージュピンとキャッチフレーズ
保存率をあげるなら、インフォグラフィックスピン
1つの記事から少なくてもこの二種類のピンのデザインを作って試してみてくださいね。
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元美術館学芸員、現ピンタレストクリエイター/リサーチャーの私が、あなたの事業をまるでひとつの美術館の展示ような切り口で構成します。
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