ピンタレストでインプレッションばかり増えて、リンクがクリックされない時の画像対処法
Pinterestクリエイターの茜です。
ピンタレストをブログへのトラフィックに活用しようと思って始めたのに、インプレッションばかりが増えて、ちっとも画像がクリックされない!
インプレッションが増えているのだから、もっと画像がクリックされてもいいはずなのに….
もしかしたら、ここを改善すればクリックされる画像ができるかもしれません!
この記事は
- ピンタレストからブログへのトラフィック(PV)をつくりたい
- ピンタレストでインプレッションが多いのにもかかわらず、エンゲージメント(拡大表示、保存、クリック数)が少ない
という方に向けてお届けします。
ピンタレストのインプレッションとは
インプレッション数
(ピンタレストの投稿する)あなたのピンが Pinterest で表示された回数を表します。 ピンはいったん投稿してしまえば繰り返し何度も Pinterest に表示されます。
引用:ピンタレストの統計情報
*ピンタレストビジネス講座(2020年7月)ウェビナーによれば、インプレッションは105日とのこと。
これは、他のSNSの投稿の寿命が
- Twitter 15~20分
- Instagram 48時間
- Facebook 5〜6時間
ですので、ピンタレストの投稿寿命が105日というのは、いったん投稿するとかなり長い間インプレッション表示されることとなります。
ピンタレストのインプレッションとは投稿したピンが表示された回数です。ピンタレストを検索すると、あなたのホームフィードにたくさんのユーザーのピンが表示されます。別の人のホームフィードにあなたの投稿したピンが表示されるということをインプレッションといいます。ただし、インプレッションはただ流れるだけでコンバージョンはありません。
しかしながらピンタレストではインプレッションは大切な指標です。
なぜなら、
- インプレッションが多い=多くのユーザーのホームフィードに流れる→エンゲージメント(拡大表示、保存、クリック)が増える
- チャンスが増える可能性があるのがインプレッション。
そのため、まずピンタレストを始めたらインプレッションをあげるというのがスタートになります。
ホームフィードとは、トップページに表示されるピン一覧のことで、
- ピンタレストがおすすめするピン
- フォローしている人のピン
- フォローしているボードのピン
が表示されます。
誤解されやすいのがインプレッションと月間閲覧者数ですが、
月間閲覧者数という統計情報が表示されるようになりました。この数字は、最近 30 日間にあなたのピンを閲覧した合計人数です。プロフィールを訪れたユーザーはもちろん、あなた自身が、Pinterest 上での自身の影響力を理解する上で役に立ちます。
引用:Pinterest.japan.blog「新しいプロフィール機能とユーザーへの新しいリーチ手段」
インプレッションはホームフィードに表示された回数
月間閲覧者数は過去30日間にピンを閲覧した数
インプレッションは個々のピンの閲覧データ、月間閲覧者数はひと月の閲覧データと覚えておきましょう。
ピンタレストの月間閲覧者数という名称は2021年1月21日に1ヶ月あたりの表示回数という名称に変わっています。
内容に少し変化がありました。
名称 | 内容 |
---|---|
月間閲覧者数 | 30日間にあなたのピンを閲覧した合計人数、プロフィールに訪れた人数など自分をアピールできる指標。 |
1 か月あたりの表示回数 | 過去 30 日間にあなたの公開したピン、およびあなたの認証済みドメインまたはアカウントから保存したピンが画面に表示された合計回数 |
月間閲覧者数は月間合計オーディエンス数という名称になり、アナリティクスから確認することができます。
インプレッションが高いのにクリックされないときに確認すること
インプレッションが高いのにクリックされないときに確認することは、下記のことを見直してみましょう。
- 画像サイズ
- 画質
- 魅力的なキャッチコピー
まずインプレッションが高いということは、ピンタレストにおすすめのピンとして認められているということです。
新しいピン(フレッシュピン)を投稿すると効果があるというアルゴリズムがあるので、新しいピンを毎日15〜25投稿しているユーザーは自然とインプレッションや月間閲覧者数があがってきます。
なのに、なぜ画像がクリックされないのでしょうか?
ひとつひとつ原因を考えていきましょう。
ピンタレストのピンがクリックされないときに改善すべきこと
インプレッションがあがってきているときに、クリックされなければ次のことを見直してみてください。
1.画像サイズ
ピンタレストには様々なサイズのピンがあります。
【ピンタレストで流れているピンの種類】
【横長ピン】
アイキャッチ画像やYouTubeサムネールのピンが横長の長方形サイズです。
最近ではこのピンを作成しようとするとピンタレストから奨励するサイズでないと指摘されます。
またこのピンはあまりインプレッションがありません。
【正方形ピン】1080×1080px
インスタグラムからピンをシェアして保存したものも正方形サイズです。
【インフォグラフィックピン】
普通ピンより長い縦長の長方形のサイズです。(canvaでのサイズは959×1974px)
インフォグラフィックは視覚的な情報の画像です。
【動画ピン】
普通ピンとサイズが同じです。動画ピンはピンタレストで今推しのピンなので投稿すればするほどインプレッションがあがります。
このピンの中では1000×1500pxのサイズがベストです。
ブログのアイキャッチやYouTubeのサムネールなどは横長で目立ちません。もし、サイトからアイキャッチなどをそのままピンしたり、インスタグラムやユーチューブの画像をピンにシェアしても、サイズが違うので拡散されにくく、クリックされにくいのです。
最近では新しいピンを作成するときに、アイキャッチなどの横長のピンを投稿しようとすると、適正サイズではないという警告がでるようになりました。推奨ではないだけで投稿することはできます。
ピンタレストの推しは1000×1500pxの縦長サイズです。2.画質
あまりフィードでは見かけませんが、ご自分で撮影した画像を使っているものでピントが合っていなかったり、画質が汚いものは保存したい気持ちも湧いてこないのでクリックされません。
たとえば、あえて人の顔をぼやかしている画像は、心理的にも不信感を抱かせるのでクリックされません。
3.魅力的なキャッチコピー
画像とキャッチコピーは合っていますか?たとえばキャッチコピーが、「夏休みのアイデア」なのに、関係のない画像を使っていたら?そのピンをクリックしたいと思いますか?
いろいろなピンが流れてくるホームフィードをスクロールしていくだけになります。
思わずクリックしたくなるような魅力的なキャッチコピーをつけていますか?
たとえば
「高単価の案件隠していやがった」
「そのポジティブは暴力である」
というようなネガティブなキャッチコピーをつけていませんか?ピンタレストのユーザーは未来のいいことを探すためにピンタレストを利用しています。ネガティブなキャッチフレーズはあまり歓迎されていません。
うまいキャッチフレーズはピンタレストのピックアップに集められたピンを参考に研究してみましょう。
*ピックアップはホームフィードのメニューバー下の中央にありますので確認してみてくださいね。毎日ピンタレストの推しのピンがここに掲載されています。
ピンタレストのピンのコンテンツの質は高い?
キャッチコピーがいい感じなのにクリックされない?
それはあなたのピンをクリックした先のコンテンツの質が低いからです。
たとえば、
- キャッチフレーズと全く関係がないサイトに飛ばされる
- 面白そうなキャッチフレーズなのに、クリックするといつも同じサイトに飛ばされる
このようなコンテンツの質が悪いピンは、インプレッションがいくら上がっても、ユーザーも画像にポインターを合わせたときに出てくるURLをみて、この人のサイトには行きたくないと判断されるので、最初はクリックされても次第にクリックされなくなります。
このようなピンは一気にインプレッションはあがりますが、クリックされなくなり、おまけに最終的には月間閲覧者数まで下がることになりますから、ピンと紐づけたURLの質には注意しましょう。
ひどい場合にはシャドウバンになることもあります。
動画ピンはクリックよりインプレッションがあがる
2020年7月21日から始まった動画ピンは、普通ピンより短時間で多くのインプレッションを得られます。
ピンタレスト内ではまだ動画ピンが少ないのでピンタレストが動画表示に力を入れているアルゴリズムとなっているからです。
他のピン専用のアナリティクスはないのに、動画専門アナリティクスがあったり、動画再生数のお知らせがわざわざ届くくらいです。
インプレッションがあがるのはとてもうれしい動画ピンですが、実はあまりクリックされないのは、見ただけで完結されてしまうからということもあります。動画ピンはどちらかといえば、保存の方が多くなります。
もし動画ピンばかり投稿していたら、普通ピンも増やしてみてください。
まとめ 画像を改善すべし
具体的にどんなピンがクリックされるのでしょうか?
ピンタレストでインプレッションが多いのにクリックされない原因は、
- 画像のサイズが縦長でない
- 画質が悪い
- 魅力あるキャッチフレーズではない
- コンテンツの質が低い
- 動画ピンばかり投稿している(普通ピンが少ない)
という原因が考えられます。
しかしながら、インプレッションが上がっているということは、あなたのピンがそれなりにピンタレストに評価されているということ。
あとはクリックされる画像をつくるだけでバズが起こる可能性もあります。
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