インスタグラムの画像を活かしてクリックされるピンタレスト画像を作ろう

ピンタレストをキュレーションする!ピンタレスト活用家の茜です。
2020年7月現在、ピンタレストの月間アクティビティユーザー人口は4億人を超えました。
テレビのCMでピンタレストのコマーシャルを見かけることも増えて、ピンタレストを始めた人も多いかもしれません。
実はピンタレストは自分でも投稿できるということをご存知でしょうか?
使ってはいるけれど、他の人のピンを保存して集めているだけという人もまだまだ多いです。
今回はインスタグラムの画像を活かしてピンタレスト画像を作る方法について解説いたします。
茜画像研究所の茜クリエーターです。
デザインの知識がなくても、できる画像の作り方やアイデアをお伝えしていきます。
茜クリエーター
もくじ
ピンタレストとは
ピンタレストとはSNSではないパーソナルメディアです。画像を検索して、ブックマークできる機能があり、他のソーシャルメディアと違ってストック型です。自分の好きなものを集めて、キュレーションできるのがピンタレストの面白いところです。
画像のビジュアル重視ですが、画像とURLを紐付けできるので集められたピン画像をもっと詳しくみたいと思った時に画像をクリックすると、関係サイトに飛ぶことができるという特徴があります。
- ブログをやっている人は自分のブログのトラフィックになる
- 誰かにピンタレストのピンを保存されるとSEOの被リンクと同じ扱いになる
- Googleの検索にあがる
さらに詳しくピンタレストのメリットを知りたい人は、ピンタレストのなにがいいの?7つのいいことをご覧くださいませ。
ピンタレストの利用層は?
ピンタレストの利用層は20代と30代、インスタグラムは圧倒的に20代が多いことが下の表から読み取れます。
ピンタレストとインスタグラムは利用層も似ているので、インスタグラムで集客をしている人はピンタレストにも投稿するとより集客できるかもしれないですよね!
そこでインスタグラムの画像を利用して、ピンタレストに投稿する方法をお伝えします!
ピンタレストとインスタグラムが画像サイズが違う
ピンタレストとインスタグラムが画像サイズが違います。ソーシャルメディアでは決まった画像サイズで投稿した方が画像は拡散されやすいです。
メディア | 画像の種類とサイズ |
---|---|
ピンタレスト | 1,000×1,500px ※YouTubeのサムネール、インスタグラム画像、ブログのアイキャッチ画像を飛ばして保存することもできる アイデアピン1,080 x 1,920ピクセル |
インスタグラム | ホームフィード : 1,080×1,080px、横長:1080×566px、縦長:1,080×1,350ピクセル ストーリー、リール:1,080×1,920px(最小解像度:600×1067px) |
このように投稿する場所によって、サイズが違います。
いちいちメディアごとにサイズを変えるのは面倒です。
そこでインスタグラムに投稿した画像を再利用します。
茜クリエーター
インスタグラム画像を活用したピンタレスト画像の作り方
インスタグラムに投稿する1,080×1,080px画像を何種類か組み合わせて、ピンタレストの1,000×1,500px画像をつくります。
偶数枚でも奇数枚でもつくれます。

インスタグラムの画像は正方形なので、
- 偶数枚の場合は均一に配置
- 奇数枚の場合は一枚だけ拡大して、残りはその拡大したサイズの幅におさまるように均一配置
などすると美しく画像を作ることができます。
インスタグラムの画像も再活用できますね
インスタグラム画像を活用したピンタレスト画像は拡散されやすい?
2021年7月以前はピンタレストの画像はURLを紐づけて投稿されるものがメインで、ピンタレストを投稿すれば簡単にブログへのアクセスが伸びるという傾向がありました。
ところが、2021年にアイデアピンが登場するとピンタレストのアルゴリズムはアイデアピン優先で拡散されるようになり、ブログへのトラフィックへの助けになることが難しくなっています。
またピンタレストへは、アイキャッチ、ユーチューブ(横長画像)やインスタグラム(正方形)の画像を飛ばして保存することもできますが、縦長のサイズではないこちらの画像はやはり拡散されにくくなっています。
ピンタレストで拡散され、画像をクリックされ、自分のブログへのトラフィックにしたいと考える人には悩ましい問題ですよね。
そこで、画像サイズをそのまま投稿するのではなく、ピンタレストの画像サイズにコラージュのようにして投稿してみました。
すると…
1日目でインプレッションは9000超えでクリックも保存も増えました。2日目までは数は増え続けています。
ピンタレストピン | 1日目 | 2日目 | 3日目 |
---|---|---|---|
インプレッション | 9001 | 1.05万 | 1.39万 |
保存(被リンクになる) | 13 | 16 | 13 |
アウトバウンドクリック(ブログへのトラフィック) | 69 | 81 | 91 |



ピンタレストはシンプルな画像を好む傾向があり、ずっとシンプルな画像を投稿していたのでこれは大発見でした。
最近、ピンタレストのピンがアイデアピンに比べてクリックされないのはアイデアピンを優先するアルゴリズムのせいかと推察していたのですが、どうやらいい画像を投稿すればクリックされるということがわかりました。
つまり、私はいい画像を投稿できていなかったからクリックされていなかったのかも!
茜クリエーター
インスタグラム画像を活用したピンタレスト画像の作り方
では実際にインスタグラム画像を活用したピンタレスト画像を作成してみましょう。
まずはCANVAの検索窓にピンタレストのPと入れ、ピンタレストを選択すると自分でサイズを設定しなくても1000×1500PXサイズの画面になります。
ピンタレストの普通ピンに再利用
そこにインスタグラムで作成した1080×1080PXの画像をコラージュします。
コラージュのパターンは、
- 同サイズをただ並べる
- 一枚大きく目立たせ、奇数枚
拡散されやすいのはたくさんの枚数を使用しているものでした。
2枚コラージュ
4枚コラージュ
7枚コラージュ
ピンタレストのアイデアピンに再利用
アイデアピンは画像と動画を何枚か組み合わせてつくるピンです。アイデアピンはURLと紐づけることはできませんが、最後のページにご自分のプロフィールが必ず出てきますので、ブランディングには役立つピンです。
インスタグラムのホームフィード投稿ではスワイプ画像を何枚か作成して投稿することもあるかと思います。
それをピンタレストのアイデアピンにそのまま作成し、再利用すればインスタグラムと同じようなスワイプ画像をピンタレストでも作成することができます。
実際にインスタグラムを活用して作成したピンはこちらです。
成績がいいのは枚数が多いピン画像
インスタグラム画像を再利用して作成したピンタレスト画像では、
- 拡散
- 保存
- クリック
で成績がよかったのは画像枚数が多いものでした。
インスタグラム画像活用ピンタレスト画像は保存数が多い
人は情報力が多いと保存してあとで見返そうと思うのかもしれません。
ピンタレストに保存されると被リンク扱いになります。
被リンクとは、あるWebページやWebサイトが、別のページやサイトからリンクされること。 また、そのようなリンク。
出典:IT用語辞典
被リンクが大切なのはGoogleに良いサイトであると評価されるからです。サイトが他のサイトからリンクを多く集めているほど、そのリンクには価値があるとみなされます。
インスタグラム画像活用ピンタレスト画像はクリックされやすい
一枚のピンタレスト画像の中に数枚のインスタグラム画像がコラージュされていると情報量は、一枚画像のものよりも多くなります。
そのためユーザーは内容が気になり、そのピンをクリックしてくれる傾向があります。
小さい文字を見るのがおっくうではあるものの、書かれている内容が気になりクリックされやすいのかもしれません。
このような理由から、インスタグラムに投稿している人はその画像を再利用してピンタレストに投稿すると、ピンタレストでも成果を得ることができるかも!
茜クリエーター
まとめ 画像はメディアに合わせて再利用
インスタグラムの画像はとくに1枚目は渾身の力を込めて作成する人が多いですよね。
その一枚がインスタグラムだけで終わるのはとてももったいないです。
ぜひピンタレストの普通ピン、アイデアピンに活用されてみてはいかがでしょうか?
2022年1月にインスタグラム画像を利用してピンタレストの普通ピンで投稿して画像は1日で9000インプレッション、保存、アウトバウンドクリック数がかなり伸びました。
普通ピンは拡散されにくくあきらめていましたが、意外なことで伸びることがわかりました。最近ピンタレストからブログへの流入がないとお悩みの人もぜひ試してみてくださいね。
ご自身のサービスに合わせて、
- 的確な色
- ターゲットに合わせた画像
- クリックされやすいワード
などをアドバイスします。ピンタレストを活用し、トラフィックを伸ばしましょう。
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