元学芸員の作品を仕事にするための構造設計

売れない原因は作品ではなく構造にある|元学芸員の個別診断

美術館で13年、作品を見る仕事をしてきました。 その間に何度も見たのは、力のある作品が、誰にも知られないまま静かに消えていく場面です。

理由は、いつも同じ3つでした。 作品の良し悪しではありません。届き方の構造です。

この診断は、あなたの作品と活動を実際に拝見して、いま何が届くのを妨げているのかを、元学芸員の眼で1本の診断書にしてお返しするものです。

この診断がすること

作品が届かない原因は、多くの場合つぎの3つのどこかにあります。

  1. 評価軸の取り違え。作品の価値が、相手に伝わる形式に翻訳されていない状態です。
  2. 断絶した回路。作品と買い手をつなぐ導線が、どこかで切れている状態です。
  3. 条件設計の欠如。扱える作家としての前提が整っていない状態です。

3つのどこに穴があるかを見極め、最初に埋めるべきひとつを指名します。同時に3つを直そうとすると、どれも中途半端になるためです。

診断書に書かれること

A4で3〜6ページ、4,000字ほどの診断書をPDFでお届けします。

拝見した作品についての観察所見。まず、作品をきちんと見るところから始めます。

現在の到達点。強み、弱み、そしていまどの段階にいるのかを、構造の言葉で率直に書きます。

  • 届くのを妨げている3つの構造のスキャン。
  • 最初に埋めるべき穴ひとつと、その理由。
  • 次の一歩。7日以内に、制作時間を削らずに着手できる粒度のものをひとつだけ。
  • その先の道筋。次の一歩の先にある、具体的な進め方。

お届け後、疑問点があればお答えしたします。

受けてくださった方の声

作家歴9年・N.Y.様

何度も読み返して、重層的にお伝え頂いたことを理解しています。自身でも忘れていた作品の価値を思い出させてくださいました。また作品と展示、問いを結び付けて解釈して頂けて嬉しかったです。

両作品のどちらを主軸とするか、という視点を持ち合わせていなかったので盲点でしたし、ターゲット設定をしていなかったことは、その通りです。そのため、作品の入口にあった色彩という魅力を伝えきれないでおりました。

なかなか美術館学芸員の方々と接点を持つ機会がない中で、診断してもらったことも初めてでしたので、大変勇気づけて頂きました。

直近の展示から活かしてまいります。

お申し込みからお届けまで

  1. お申し込み(MOSH)
  2. 8つの質問をメールでお送りします
  3. ご回答と作品画像1〜3点をご返信ください(所要10分ほどです)
  4. 7日以内に、診断書をPDFでお届けします

やりとりはすべてメールです。Zoomでの面談はありません。制作の時間を止めずに受けていただけます。

お送りいただく8つの質問

事前にどんなことをうかがうか、そのまま載せておきます。

  1. お名前または作家名
  2. 主な媒体・技法
  3. 作家活動の年数
  4. 作品画像を1〜3点(スマホ撮影で構いません。展示風景やキャプションが写ったものがあれば、拝見できる情報が増えます)
  5. 作品を発表・販売している場所
  6. SNSアカウントのURL(差し支えなければ)
  7. いま一番困っていることを、そのままの言葉で
  8. いちばん近い目標

むずかしく考えず、思いつくままで大丈夫です。

料金と枠

9,800円(税込)

受付は月に5件までとしています。一件ずつ、丁寧に分析して書いているためです。

この診断ではしないこと

作品の良し悪しを判定しません。優れている、劣っている、という評価はいたしません。

作風の変更を求めません。ご提案するのは受け取られ方の形式であって、つくるものそのものではありません。

才能やセンス、努力の量で説明しません。すべて構造の言葉で書きます。

お送りいただいた画像とご回答は、この診断のためだけに使用します。事例として公開する場合は、必ず事前に許可をいただきます。

お申し込み

MOSHからお願いいたします。

作品を拝見できることを、うれしく思っています。

風茜(元美術館学芸員)

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