『ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚』を読んでターゲットを練り直そう!
Pinterestクリエイターの茜です。
ターゲットがずれると、集客やビジネスがブレます。
商品を売るときには、まずコンセプト。
次にどんな人に売りたいかのターゲットを決めますが、このターゲット作りが難しいんです。
なぜって、インタビューやアンケートで拾った声は建前のことが多いから…。
そんなときに、
ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚 インサイトのシンプルな見つけ方/大松孝弘/波田浩之【1000円以上送料無料】
を読んで、目からうろこでした。
私のイラストのインスタグラムのターゲットは、イラスト好きな人だけど…
コンセプトと同じくらい、ターゲットの心理をつかむのも難しいですよね!
ターゲットがなぜ大事?
私のインスタグラムの「イラスト好き」っていうターゲット合ってる?
ターゲットを決めるには、こんなふうに考えましょう。
イラスト好きな人で考えてみましょう。
大きなターゲット→イラスト好き
中ぐらいのターゲット→かわいい女の子のイラストが好き
小さなターゲット→キモ怖かわいい女の子のイラストが好きな人
イラスト好きでも、いろいろなターゲットの絞り方ができますよね!
でもさ、ターゲット絞り過ぎると、あまり多くの人にインスタグラムが見られなくなっちゃうじゃない…
たくさんの人をターゲットにしたいのであれば、大きなターゲットがいいかもしれませんが、万人に受けますが、ファンにはなりにくいものです。
ターゲットを小さく絞れば絞るほど、熱心なファンになってくれるという利点もあるので、一概にどちらがいいのかと言えば…
誰からも好かれたい場合は、大きなターゲットを、本当の固定客を作りたい場合は小さなターゲットを選ぶといいのかもしれません。
高感度が大切な芸能人が大きなターゲットに向けて売り出されることが多いのは、そんな理由ですが、途中でキャラ変をして小さいターゲット層に絞った方が、長く人気を保てている気がします。
それほど、ターゲットを絞るのって難しいものですよね。
でも、この本には本当の欲望がわかればビジネスは成功すると書かれています。
本当の欲望ってなに?
欲望?
私は、お腹減ったら減ったって言うよ!
人が求めてるものが分かれば、ビジネスは成立します。
この場合は、食べ物を求めているから食べ物を食べたいターゲットを決めればいいのでしょう。
ビジネスとは、人が求めているものを提供できること。子供は正直だけど、大人は空腹で食べたくても、その裏に、太りたくないとかあるからね〜
「チャンスは常に人々の不満の中にある」
これは、ジャック・マー氏の言葉です。中国における最先端のデジタル企業集団であるアリババ・グループ。その巨大グループの創業者として知られています。
人々の不満を知ることで、これまでになかったアイデアを得たり、可能性を広げたりすることができる。彼にとって、不満は取るに足らないノイズではなく新しいものを生み出す「種」なのです。だから、人々の持っている不満は自分を興奮させる、と彼は語っています。
出典:『ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚 インサイトのシンプルな見つけ方』(大松孝弘/波田浩之著)
この言葉の通り、人間の欲求は、不満やクレームではなかったんです。
この本で心に残ったこと
実は、人の欲望はそのままではないということがこの本を読んでわかりました。
なぜならば、本当の欲求の見つける方法が書かれているからです。
食べたい、でも痩せたい…。
太らない食べ物があるといいなあ。
そっか、食べたいが欲求じゃなくて、食べても太らないものが食べたいっていうのが本当の欲求なのか…
う〜ん、むずかしいなあ〜。
この本を読んでわかったことは、不満を解消するというターゲット作りではビジネスにならないということでした。
不満を言っている本人にも自覚がない不満を見つけることができたら、ビジネスは成功できるということなのでしょう。
どうすれば無自覚な欲望を見つけられるのかわかるフレームワークも、特典としてついています。
この無自覚な不満を発見することさえできれば、ビジネスの場だけではなく、人間関係にも役に立ちそうです。
というわけで、ぜひこの本を読んで、本当のターゲットを見つける方法を学ぶことをおすすめします。

まとめ
ターゲットをつくることはとても大切。
アンケートやインタビューの声を鵜呑みにしないで、無自覚な欲求を導き出すと成功します。
ピンタレストに役立つ画像作りのポイント
